家計と資産形成

スマホ代を月8,000円下げて、浮いたお金を新NISAに回した話

スマホ代を月8,000円下げて、浮いたお金を新NISAに回した話

Photo: cafecredit (CC BY 2.0) via Flickr

おはようございます。まさきんです。

結論から言うと、わが家は6人家族ですが、実際にスマホ回線を持っている4人分の料金を月々8,000円下げて、その差額をそのまま新NISAの積立に回す仕組みを作っただけで、家計の不安がかなり軽くなりました。今日は、私がなぜスマホ代の見直しに踏み切ったのか、そして浮いたお金をどう資産形成に回しているのかを、実体験ベースでお話ししたいと思います。

乗り換え前の家計の悩み

私は楽天グループでデジタルマーケターをしている、40代前半の会社員です。妻も働いており、共働きで4人の子どもを育てる6人家族です。上の子ども2人は小学生でスマホを持たせていますが、下の子たちはまだ未就学でスマホは持たせていません。子どもの成長とともに教育費や食費はじわじわと増えていく一方で、給料は思ったほど上がらない。そんな中で、新NISAが始まったこともあり「将来のために積立投資を始めよう」と思い立ったのですが、正直なところ「毎月の投資に回す余裕がない」というのが本音でした。

そこで私が最初に見直したのが、スマホ代でした。理由はシンプルで、通信費は一度見直せば効果がずっと続く「固定費」だからです。食費や交際費を切り詰めるのは毎回気合が必要ですが、通信費は契約を変えてしまえば、あとは自動的に効果が続きます。私はもともと「固定費の見直しは最強の資産運用」だと考えていて、まず手をつけるべきはここだと感じていました。

当時の我が家は、大手キャリアの家族割プランを使っていました。毎月の請求書を見返してみると、正直「なぜこんなにかかっているのか」を深く考えたことがなかったことに気づきました。使い放題プランに入っていたものの、実際の利用状況を確認すると、家族の誰もそこまでデータ通信量を使っていなかったのです。

スマホ代がいくら下がったか

そこで我が家は、思い切って楽天モバイルに乗り換えることにしました。スマホ回線を持つ大人2人+上の子ども2人の計4回線をまとめて移行し、実際にどれくらい安くなったのかを比較したのが下記の表です。あくまで我が家のケースであり、利用状況やプラン内容によって金額は変わりますので、一例としてご覧ください。

項目乗り換え前(大手キャリア)乗り換え後(楽天モバイル)
回線数4回線(家族割)4回線
月額合計(概算)約28,000円約20,000円
1回線あたり平均約7,000円約5,000円
データ容量大容量プラン中心使った分だけの段階制プラン

数字だけ見ると「思ったより下がっていない」と感じる方もいるかもしれませんが、我が家の場合は月々およそ8,000円の削減になりました。子ども2人分の回線は使用量が少ないため、より安いプランに収まったことも大きかったです。また、契約時のキャンペーンやポイント還元も活用したため、初年度は実質的にもう少し恩恵がありました(キャンペーン内容は時期によって変わるため、乗り換えを検討される際はご自身で最新情報をご確認ください)。

浮いた差額の使い道

ここが今回一番お伝えしたいポイントです。私は「浮いたお金をなんとなく使う」のではなく、最初から新NISAの積立設定に組み込むことにしました。人間はどうしても、手元にお金があると別のことに使ってしまいがちです。だからこそ、スマホ代が下がったタイミングで、証券口座の積立額をそのまま8,000円分増額しました。

年間で考えると、月8,000円の削減は年間96,000円になります。これを新NISAのつみたて投資枠で、全世界株式のインデックスファンドに積み立てているという想定で、簡単な概算シミュレーションをしてみました。

積立年数累計投資元本(年96,000円)想定利回り3%の場合の資産評価額(概算)
5年480,000円約518,000円
10年960,000円約1,117,000円
20年1,920,000円約2,624,000円

※上記はあくまで年利3%で複利運用できたと仮定した場合の概算シミュレーションであり、将来のリターンを保証するものではありません。投資は自己責任であり、相場の状況によっては元本割れのリスクもあります。実際の運用成果は市場環境によって大きく変動しますので、この数字を鵜呑みにせず、あくまで一つの目安としてご覧いただければと思います。

こうして数字にしてみると、月々8,000円という一見小さな金額でも、時間を味方につけることで家計にとって無視できない存在になることが実感できました。もちろん、これは順調にいった場合の一例であり、下落する年もあれば、まったく増えない年もあり得ます。それでも「なかったことにできるお金を、なかったことにせず仕組みに乗せる」という点に、大きな価値があると私は感じています。

固定費見直しが資産形成にどう効くか

今回の経験を通して改めて感じたのは、資産形成において一番大事なのは「継続できる仕組みを作ること」だということです。収入を増やす努力ももちろん大切ですが、共働きで子育て中の身としては、そこに割ける時間にも限りがあります。その点、固定費の見直しは一度時間を作って手続きをしてしまえば、その後は特別な努力をしなくても効果が続きます。

さらに、固定費を見直して生まれた差額を「投資用の証券口座に自動で積み立てる」設定にしておくことで、意思の力に頼らずに済むという点も大きなメリットです。人間はどうしても意志力が弱くなる瞬間がありますが、仕組み化してしまえば、頑張らなくても資産形成が進んでいきます。私自身、デジタルマーケターという仕事柄、こうした「自動化できるところは自動化する」という考え方には馴染みがあり、家計にも同じ発想を持ち込んだ形です。

もちろん、通信費以外にも見直せる固定費はサブスクリプションサービスや保険料など色々とあると思います。ただ、スマホ代は多くのご家庭にとって影響が大きく、かつ乗り換えの手続き自体もそこまで難しくないという点で、最初の一歩として取り組みやすい項目だと感じています。

まとめ

今回は、スマホ代を月8,000円見直し、その差額を新NISAの積立に回した我が家の実体験をご紹介しました。数字はあくまで我が家のケースであり、ご家庭ごとに利用状況や最適なプランは異なりますので、そのまま当てはまるわけではありません。それでも「固定費を見直して浮いたお金を、意識せずとも資産形成に回せる仕組みにする」という考え方は、多くのご家庭にとって参考になるのではないかと思います。改めてですが、投資には元本割れのリスクもありますので、始める際はご自身の状況に合わせて、無理のない範囲で判断していただければと思います。まずは家計簿や請求書を見返して、今の通信費が本当に自分たちの使い方に合っているか、一度確認してみてはいかがでしょうか。我が家自身の実例として、乗り換え先に楽天モバイルを選んだことで料金面・ポイント連携面の両方で満足しているので、見直し先の候補としておすすめできます。気になる方はまず公式サイトで料金シミュレーションをしてみてください。

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ABOUT THE AUTHOR
まさきん

楽天グループ勤務・デジタルマーケター(FP資格保有)

40代前半、共働き・四児の父。楽天グループでデジタルマーケターとして勤務するかたわら、ファイナンシャルプランナー(FP)の資格を活かして家計管理と資産形成にも力を入れている。

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