おはようございます。まさきんです。
ノーマネーデー(お金を使わない日)を週3日つくるやり方を書いておきます。我が家では火・水・木を財布を開かない日にしました。先週その3日間を過ごせたので、前夜の準備とつまずきかけた点をまとめます。
※記事公開時点の情報です。最新の条件は公式サイトでご確認ください。
- ノーマネーデーは出社日の火・水・木の週3日。財布もカードも開かない日にした
- 続ける仕掛けは前夜21時の10分枠。翌日の飲み物と軽食を用意して持っていく
- 先週はカードの利用速報が 3日とも0件 だった。明細の反映後にもう一度確かめる予定
- 落とし穴は行事の買い出し。金曜の遠足のお弁当の食材が「買う日が無い」状態になりかけた
- 「ノーマネーデー」に公的な定義は見当たらない。何を数えないかは自分で決める
ノーマネーデーとは
ノーマネーデーは、お金を使わない日のことです。英語ではNo Spend Dayと呼ばれたりします。
ただ、公的な定義のある言葉ではなさそうです。下調べでは官公庁のページに説明を見つけられませんでした。節約の効果を示す公的なデータも確認できていません。
なので、この記事では効果の話はしません。我が家の決め方と、準備の段取りだけを書きます。
火・水・木の週3日にした理由
我が家では、出社日にあたる火・水・木をノーマネーデーにしました。財布もカードも開かない日です。
目的はひとつです。外食やコンビニなどの変動費に「週ごとの上限」を置いています。その上限を週の前半で使い切らずに温存したい。そのための仕掛けです。上限そのものの話は外食の週予算を2週間ふり返った記事に書いています。
出社日を選んだのは、行動が読みやすいからです。家を出る時間も帰る時間もほぼ決まっています。持っていく物さえ用意すれば、買う場面を減らせると考えました。
家族共有のカレンダーに入れる
決めただけでは忘れます。なので家族共有のカレンダーに終日予定として入れました。火・水・木の3日分です。
終日予定にしたのは、その日の一番上に出るからです。家族からも見えます。「今日は使わない日」という前提を、口で説明しなくて済むのが助かります。
1週間の時間割
1週間を表にすると次の形になります。
| 曜日 | 使う・使わない | 前夜にやること |
|---|---|---|
| 月 | 使う日 | 21時に火曜の飲み物と軽食を用意する |
| 火 | 使わない日 | 21時に水曜の分を用意する |
| 水 | 使わない日 | 21時に木曜の分を用意する |
| 木 | 使わない日 | 準備は不要 |
| 金 | 使う日 | 準備は不要 |
| 土・日 | 使う日 | 日曜は翌週の予定を見ておく |
準備が要るのは月・火・水の夜だけです。週3回の10分なので、合わせても30分ほどですね。
日曜の「翌週の予定を見ておく」は、あとで書く落とし穴を受けて足したい行です。
前夜21時の10分準備
続けるための仕掛けは、前夜の準備です。前の晩の21時に10分の枠を置きました。翌日の出社用の飲み物と軽食を用意して、持っていきます。
当日の朝にやろうとすると、だいたい間に合いません。間に合わないと出先で買うことになります。なので前夜に寄せました。
| 準備するもの | やること | ねらい |
|---|---|---|
| 飲み物 | 翌日の分を用意してかばんの近くに置く | 出先で飲み物を買う場面を減らす |
| 軽食 | 小腹用を用意して一緒に置く | 夕方のコンビニ立ち寄りを減らす |
| 翌日の予定 | カレンダーで支払いが要る予定を見る | 想定外の出費に前夜のうちに気づく |
手順にすると次のとおりです。
- 21時になったら翌日の予定をカレンダーで確かめる
- 飲み物を用意する
- 軽食を用意する
- 2つをかばんの近くに置く
- 支払いが要る予定があれば、その日の扱いを決めておく
10分という枠は短めに置いています。長い準備は続かないと思うからです。
先週の結果は速報で3日とも0件
先週、火・水・木の3日間を財布を開かずに過ごせました。カードの利用速報では3日とも0件でした。
ただ、まだ確定とは書けません。会計ソフトへの明細の反映は数日遅れます。速報に出ない決済が、あとから載る可能性も残ります。
なので反映後にもう一度、3日とも0件かを確かめる予定です。今の時点で言えるのは「速報では0件だった」まで。そこは分けておきます。
家計調査で見る小口の支出
ノーマネーデーで減らしたいのは、出先でのこまごました支出です。公表されている統計では、どのくらいの大きさなのでしょうか。
総務省の家計調査を見ました。2025年平均・二人以上の世帯・月平均の数字です。
| 項目 | 月平均額 |
|---|---|
| 消費支出(全体) | 314,001円 |
| 食料 | 94,895円 |
| うち外食 | 16,563円 |
| うち調理食品 | 13,580円 |
| うち菓子類 | 9,211円 |
| うち飲料 | 5,859円 |
出典は「家計調査報告(家計収支編)2025年平均結果の概要」の表Ⅰ-1-1です。
外食・調理食品・菓子類・飲料の4つを僕が足すと45,213円でした。食料の半分弱にあたります。これは公表値ではなく、表の数字を自分で足したものです。
もちろん全部が出先の買い物ではありません。家で食べるお惣菜やお茶も入っています。それに平均の世帯の話なので、我が家の数字とも別です。ここを全部削ろうという話ではありません。「小口の積み重ねは意外と大きい」という目安として見ています。
1日あたりや曜日別の金額は、今回開いた資料からは確認できませんでした。なので日割りの数字は書きません。
キャッシュレスは使った実感が薄い
財布だけでなくカードも開かない日にしたのには理由があります。
金融庁が公開している教材に、キャッシュレス決済の注意点が載っています。「使った実感が湧きにくいので、使いすぎてしまいやすい」という一文です。一方で利用履歴をアプリで確かめられる利点も書かれていました。
僕にとってのノーマネーデーは、この両面を使う仕組みです。使わない日を決めて、実感の薄さを曜日で区切る。そのうえで利用速報の0件を答え合わせに使う。履歴が残るからこそ、確かめやすいのだと思います。
同じ教材には「必要なもの(ニーズ)」と「欲しいもの(ウォンツ)」に分ける考え方も出てきます。ノーマネーデーが向くのは、ウォンツ寄りの小さな支出かもしれません。
固定費ばかり見ていると、変動費の小口は後回しになりがちです。逆もあります。通信費のような毎月決まって出ていくお金は、ノーマネーデーでは1円も動きません。そちらは別の機会にまとめて見直すのがよさそうです。
落とし穴は行事の買い出し
ここからが本題かもしれません。先週、ひとつつまずきかけました。
その週の金曜に、子どもの遠足がありました。お弁当が要ります。食材を前の日までに買っておきたい。ところが前の日は木曜で、ノーマネーデーです。水曜も火曜も同じです。
つまり「買う日が無くなる」問題でした。使わない日を3日続けると、金曜の朝に要る物を買える日が月曜までさかのぼります。当日の朝にコンビニで調達する形になりかねません。
対策として段取りを変えました。行事の食材は、ノーマネーデーに入る前に1回でまとめて買います。当日朝のコンビニ調達は避ける。買い物は妻が担当です。
- 使わない日が続くと、その直後の予定の買い出しが前倒しになる
- 金曜の朝に要る物は、月曜までに買っておく前提で考える
- 行事の予定は、週が始まる前にカレンダーで見ておく
ぶつかりやすい予定と先回り
遠足のほかにも、同じ形でぶつかる予定はありそうです。考えられるものを表にしました。こちらは我が家で起きたことではなく、先回りのための想定です。
| ぶつかりやすい予定 | 起きること | 先回りの仕方 |
|---|---|---|
| 行事のお弁当 | 前日に食材を買えない | 使わない日に入る前にまとめて買う |
| 学校や園の集金 | 当日に現金が要る | 前の週のうちに用意しておく |
| 日用品の在庫切れ | 使わない日に切れる | 週末に在庫を見ておく |
| 通院や薬 | 必要な支払いが出る | 必要な支出として別に扱う |
| 職場の付き合い | 断りにくい出費が出る | その日は例外と先に決めておく |
共通するのは、週が始まる前に予定を見ることです。なので時間割の日曜に1行足してあります。
何を数えないかの自分ルール
公的な定義が無い以上、何を「使った」に数えるかは自分で決めることになります。ここは人によって違ってよいと思います。決め方の例を並べておきます。
| 支出の種類 | 決め方の例 | 考え方 |
|---|---|---|
| 定期の自動引落し | 数えない | その日に自分が選んだ支出ではない |
| 交通系の定期券 | 数えない | すでに払い終えている |
| サブスクの更新日 | 数えない | 見直しは別の機会にする |
| 都度払いの交通費 | 先に決めておく | 通勤で避けられないなら数えない手もある |
| 自販機やコンビニ | 数える | 減らしたい支出そのもの |
| ネット通販の注文 | 数える | 財布を出さなくても支出になる |
大事なのは、始める前に決めておくことではないでしょうか。当日に迷うと、都合のよい方へ解釈しがちです。
自動引落しを数えないと決めると、固定費は視界から外れます。そこは別の枠で見るのがよさそうです。例えば使っていないサブスクを解約する前の判断は、ノーマネーデーとは別の作業として書きました。
答え合わせの方法
使わなかったかどうかは、記憶ではなく記録で確かめます。
- 当日から翌日にカードの利用速報を見る
- 数日後に会計ソフトへ反映された明細を見る
- 使わない日の日付で件数を数える
- 0件でなければ、自分ルールで数えない支出かを確かめる
速報と確定を分けているのは、反映に時間差があるからです。僕もまだ2番目の手順が残っています。
明細の店名だけでは中身がわからないこともあります。そのあたりは商業施設のカード明細を仕分けた記事に書きました。
無理な我慢はしない
注意点も書いておきます。ノーマネーデーは、我慢くらべではありません。
水分をとらない。食事を抜く。体調が悪いのに受診を先送りする。こうなると本末転倒です。健康を損なってまで0件にこだわる必要はないと思います。
必要な支出は別です。医療費や薬代は、使わない日でも払います。仕事や学校で要るお金も同じです。その日は「例外があった日」と記録すれば足ります。
もうひとつ、まとめ買いの量にも気をつけたいところです。使わない日の前に買い込みすぎると、今度は食材を余らせます。環境省の発表では、令和6年度の食品ロスは約461万トンと推計されています。うち家庭系が約224万トン、事業系が約237万トンです。
家庭から出る量は、けっして小さくありません。買う回数を減らしても、買う量が増えては意味が薄れますね。行事の買い出しも「その日に使う分だけ」を目安にしたいところです。
よくある失敗・落とし穴
当日の朝に準備しようとする。 朝は時間がありません。間に合わないと出先で買うことになります。準備は前夜に寄せた方が無理がないと思います。
使わない日の直後の予定を見ていない。 我が家がつまずきかけた点です。3日続けると、金曜の買い出しは月曜までさかのぼります。
何を数えないかを決めずに始める。 自動引落しが1件あっただけで「失敗」に見えてしまいます。数えない支出は先に決めておきたいですね。
速報だけで0件と確定させる。 明細の反映は遅れることがあります。僕も反映後の確認がまだ残っています。
使わない日の前後でまとめて使う。 月曜と金曜に支出が寄るだけでは、週の上限は守れません。見るのは日ではなく週の合計です。
必要な支出まで止める。 体調や安全にかかわる支出は別枠です。
- 使わない日を何曜日にするか決めて、家族と共有したか
- 前夜の準備の時刻と長さ(例えば21時に10分)を決めたか
- 定期の自動引落しや定期券など、数えない支出を先に決めたか
- 使わない日の直後にある行事や集金を、週の前に確かめたか
- 行事の買い出しを、使わない日に入る前に済ませる段取りにしたか
- 答え合わせに使う記録(カードの利用速報や明細)を決めたか
- 医療費など必要な支出は例外として払うと決めてあるか
よくある質問
Q. ノーマネーデーに決まった定義はありますか?
公的な定義は見当たりませんでした。官公庁のページを探しましたが、説明は確認できていません。なので何を「使った」に数えるかは、自分で決めることになります。
Q. 週3日は多すぎませんか?
人によると思います。我が家は出社日が火・水・木なので、そこに合わせました。行動が読みやすい日から1日だけ始めるのもよいのではないでしょうか。
Q. 自動引落しがあった日は失敗ですか?
僕は失敗に数えない決め方がよいと思っています。その日に自分で選んだ支出ではないからです。ただ、ここは自分ルールなので先に決めておくのが大事です。
Q. 前夜の準備は何をしますか?
翌日の出社用の飲み物と軽食を用意します。前の晩の21時に10分の枠を置いています。あわせて翌日の予定も見ておくと安心です。
Q. どのくらい節約できましたか?
金額はまだ出していません。先週の3日間は利用速報で0件でしたが、明細の反映を待っている段階です。目的は週ごとの上限を温存することなので、見るのは週の合計になります。
Q. 行事の前日が使わない日に当たったらどうしますか?
我が家では、使わない日に入る前にまとめて買う段取りにしました。金曜の遠足なら月曜までに食材をそろえます。日持ちしない物がある場合は、その日だけ例外にするのも手だと思います。
Q. 家族にも同じルールを求めますか?
我が家では、僕の出社日のルールとして置いています。カレンダーで共有はしていますが、買い出しは妻が担当です。全員に同じ日を求めると、今回のように買う日が無くなりやすいかもしれません。
Q. 体調が悪い日も守るべきですか?
守らなくてよいと思います。飲み物や食事、通院は必要な支出です。その日は例外として記録して、翌週また続ければ十分ではないでしょうか。
参考にした公式情報
- 家計調査報告(家計収支編)2025年平均結果の概要(総務省統計局・PDF)
- 家計調査 家計収支編 調査結果(総務省統計局)
- 我が国の食品ロスの発生量の推計値(令和6年度)の公表について(環境省)
- 金融リテラシーの教材(金融庁・PDF)
- 用語集「家計管理」(J-FLEC 金融経済教育推進機構)
まとめ
ノーマネーデーを火・水・木の週3日に置きました。続ける仕掛けは前夜21時の10分準備です。先週は利用速報で3日とも0件でした。確定は明細の反映を待ってからにします。
やってみてわかったのは、使わない日そのものより前後の段取りが大事だということです。行事の買い出しは、週が始まる前に見ておく。数えない支出は先に決めておく。そのくらいの準備で、だいぶ回しやすくなると感じています。
変動費の小口はノーマネーデーで、通信費などの固定費は別の機会に。分けて考えると手をつけやすいかもしれません。よければ来週の予定を眺めて、使わない日を1日だけ置いてみてください。
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