おはようございます。まさきんです。
以前、Grok目当てでX Premiumに課金した話を書きました。その後「テスラのGrokにサブスクは要るのか」「X Premiumは日本でいくらか」と調べる人が多いようです。そこで今回は、料金とテスラ車内の条件を公式情報で整理し直しました。
※記事公開時点の情報です。最新の条件は公式サイトでご確認ください。
- X Premiumの日本の料金は、Webで月980円・年10,280円です
- Basic・PremiumはGrokの上限が上がり、Premium+はSuperGrokが付きます
- Grok単体のSuperGrokは、公式の表示で月$30からです
- テスラ車内のGrokは、いまのところX PremiumもGrokの契約も不要です
- 車内で使う条件はAMD搭載車と、プレミアムコネクティビティかWi-Fiです
Grokの課金経路は2つ
Grokにお金を払う道は、大きく2つに分かれます。
1つは、Xのサブスクに付いてくるGrokです。Basic・Premium・Premium+の3段階があります。Xを使うついでに、Grokの上限も上がるという形ですね。
もう1つは、Grok専用のサブスクです。運営元のxAIが提供していて、SuperGrokという名前で売られています。こちらはドル建てで、Grokの機能を広く使う人向けです。
Grok側のFAQでは、X PremiumとSuperGrokは別の製品とされています。X Premiumに入っても、SuperGrokの特典が自動で付くわけではありません。ここを混ぜて考えると、二重に払ってしまうかもしれません。
X Premiumの日本の料金
X公式ヘルプの価格改定ページには、日本円の料金が載っていました。Web版の料金は次のとおりです。
| プラン | 月額(Web) | 年額(Web) | Grokまわり |
|---|---|---|---|
| Basic | 368円 | 3,916円 | Grokの上限が上がる |
| Premium | 980円 | 10,280円 | Grokの上限が上がる |
| Premium+ | 6,080円 | 60,040円 | SuperGrokへのアクセス、Grok Bot |
Premiumを年額で払うと、月額12か月分より約1,500円安くなる計算です。続けるつもりなら、年額のほうが負担は軽いかもしれません。
注意したいのは、支払い方法で値段が変わる点です。X公式のFAQには、AndroidとiOSの価格は手数料の分だけ違うとあります。最安で買うならWebから、という案内でした。
この料金表は2025年2月の改定時のものです。申し込み画面の金額が最新なので、契約前に一度見ておくと安心です。
プランごとのGrokの違い
X公式ヘルプでの書き方を、Grokに絞って並べるとこうなります。
- Basic: Grokの利用上限が引き上げられる
- Premium: Basicの内容に加えて、認証バッジや広告の削減など
- Premium+: SuperGrokへのアクセス、最新モデルの上限アップ、画像と動画の生成、音声モード、Grok Bot、広告なし
BasicとPremiumは、Grokについては同じ「上限アップ」と書かれています。具体的な回数までは公式に載っていませんでした。
なので、Grokだけが目当てならBasicでも足りる可能性があります。ただ、Premiumには広告の削減や認証バッジも付きます。Xを毎日見る人は、そちらの価値も合わせて考えるのがよさそうです。
画像や動画の生成までしたいなら、Premium+かSuperGrokが候補になります。
SuperGrokの料金と中身
Grok単体のプランは、xAIの料金ページに載っています。確認できた月額は次のとおりです。
| プラン | 月額(公式表示) | 主な内容 |
|---|---|---|
| Free | $0 | Web検索・X検索、音声モード |
| SuperGrok | $30 | 上位モデル、画像と動画の生成、上限アップ |
| SuperGrok Plus | $100 | 1080pの動画、さらに高い上限、優先アクセス |
ほかにSuperGrok LiteとSuperGrok Heavyもあります。ただ、この2つの料金は今回のページから読み取れませんでした。年額の料金も載っていなかったので、ここでは扱いません。
SuperGrokの上限は、週ごとの共通の枠で管理されます。Grokのどの機能に使ってもよく、毎週リセットされる仕組みです。
もう1つ、Grok Botという機能があります。裏で作業を進めてくれるAIの仲間のような機能です。SuperGrok以上に含まれると、xAIの発表にありました。ただ、Grok Botの使用量はプランとは別枠とされています。
ドル建てなので、円の請求額は為替で毎月少し変わります。円で固定したい人には、X Premium系のほうが分かりやすいかもしれません。
僕がX Premiumを選んだ理由
僕の目当ては、Xの機能ではなくGrokでした。とはいえ、Xは普段から開いています。なので、まずはX Premiumで試すことにしました。
いきなりSuperGrokに入るより、手前のプランで使い方を確かめたかったからです。足りなければ上げればいい、という考え方ですね。
契約はWebブラウザからにしました。アプリ内課金は手数料の分だけ割高なようだったからです。いま見直すと、X公式のFAQにも同じことが書かれていました。
テスラ車内のGrokの条件
Grokはスマホで使うものだと思っていました。ところが、テスラの車内でも使えるようになっていました。
Tesla Japanは2026年7月21日のプレスリリースで、国内の対応車両へのOTA配信開始を発表しています。国内の報道では、7月10日ごろから配信が始まったとされています。
以前の記事では「Model 3・Model Y・Model Y L、ソフトウェア2026.20以降」と書いていました。ただ、この車種名とバージョンは公式ページでは確認できませんでした。なので、ここでは公式サポートの条件に書き直します。
| 項目 | 公式サポートの記載 |
|---|---|
| 対象の車両 | AMDプロセッサ搭載のテスラ車 |
| ソフトウェア | 2025.26以降(グローバルの記載) |
| 通信 | プレミアムコネクティビティかWi-Fi |
| Grokのアカウント | 現時点では不要 |
| 提供の状態 | ベータ版 |
ポイントは、AMDプロセッサかどうかです。同じ車種でも、年式によってはIntelのプロセッサが載っています。日本で受け取れるかは、車両のソフトウェア画面で確かめるのが確実です。
通信の条件も見落としやすいところです。日本のプレミアムコネクティビティは、公式サポートで月額1,990円と案内されています。Wi-Fiにつながっていれば使える、とも書かれていました。
プレミアムコネクティビティ自体を続けるかどうかは、テスラのプレミアムコネクティビティは要る?ルーターで試して止めた判断にまとめています。
車内GrokにX Premiumは必要か
「tesla grok subscription」で調べる人の疑問は、ここかもしれません。
結論から言うと、いまのところ不要です。Tesla公式サポートには、車でGrokを有効にするのにアカウントもサブスクも要らないとあります。
違いが出るのは、サインインしたときです。サインインしていない場合、使える量に制限があります。上限に近づくと、サインインを促す案内が出るそうです。
サインインした場合は、自分のGrokアカウントの上限に従います。X PremiumやSuperGrokで上限が上がっていれば、その枠を使う形になりそうです。
| 状態 | 車内で使えるか | 使える量 |
|---|---|---|
| 未サインイン | 使える | 制限あり、途中でサインインの案内 |
| サインイン(無料) | 使える | アカウントの上限に従う |
| サインイン(有料プラン) | 使える | 契約中のプランの上限に従う |
ただ、Tesla公式サポートには「今後変わる可能性がある」とも書かれています。いまは無料でも、将来の条件まで約束されたものではありません。
車内での起動とできること
起動の方法は3つあります。
- タッチスクリーンのアプリ一覧から「Grok」をタップする
- ステアリングのマイクボタンを長押しする
- 「Hey Grok」と話しかける(先に設定で有効にしておく)
「Hey Grok」は、コントロールのオーディオにあるGrokの設定から有効にできます。運転中に手を離さず呼べるので、使う頻度は上がりそうです。
僕も試しに、近くのお店を探してもらいました。ルートの相談もしてみました。決まった言い方を覚えずに、話しかけるだけで意図を汲んでくれる感覚がありました。
Tesla Japanのプレスリリースでも、似た使い方が紹介されています。例えば、曖昧な条件からお店を提案してナビを設定する使い方です。目的地に近づいたらリマインドする、という例もありました。
公式サポートでは、通話や音楽の再生も挙がっています。空調やグローブボックスの操作も例に入っていました。
車両の操作がどこまで声でできるかは、地域やソフトウェアで差があります。日本での配信当初は、空調やメディアの操作に対応していないと報じられていました。手元の車でできることは、車両の画面とTesla公式の案内で確認してください。
会話の内容は、Teslaからは匿名の扱いです。車両や本人とはひもづかないと公式に書かれています。とはいえ、ベータ版なので仕様は変わりやすいと思っておくのがよさそうです。
用途別の選び方
ここまでの条件を、使い方ごとにまとめてみました。
| 使い方 | 合いそうなプラン | 理由 |
|---|---|---|
| テスラの車内で話しかけるだけ | 契約なしから試す | 車内のGrokはアカウント不要 |
| 車内でたくさん使う | 無料アカウントでサインイン | 未サインインより上限が明確 |
| Xを毎日見て、Grokも少し使う | Basic(月368円)かPremium(月980円) | Xの機能とGrokの上限が両方付く |
| Grokで調べものを毎日する | Premium、足りなければ上へ | 手前のプランで使い方を確かめられる |
| 画像や動画もGrokで作りたい | SuperGrok(月$30) | 生成機能が含まれる |
| Xの広告なしも欲しい | Premium+(月6,080円) | SuperGrokと広告なしが両方付く |
個人的には、いきなり上のプランに入らないのがいいと思っています。車内だけなら、まず無料で十分かもしれません。
AIのサブスクは、他社のものと重なりやすいのも悩みどころです。Googleのプランとの比べ方は、Google AI Proは月額2,900円。5TBストレージ付きで使える機能と家族共有を公式情報で整理にまとめています。
サブスクを並べ直すなら、毎月かならず出ていく通信費も一緒に見ておきたいところです。
解約・プラン変更の方法
X Premiumの場合
X公式のFAQでは、契約したプラットフォームの設定から管理する形です。Webで入ったならWeb、iPhoneで入ったならApp Storeから操作します。
- 契約した場所(Web・iOS・Android)を確かめる
- その場所の設定からサブスクの管理を開く
- 自動更新の24時間以上前に解約する
- 請求サイクルの終わりまでは機能が使える
解約しても、支払い済みの分は返金されません。
プランの変更はWebの場合、上げるときは残りの期間分を差し引いて差額がすぐ請求されます。下げるときは、今の請求サイクルが終わってから切り替わります。iOSとAndroidでは扱いが少し違うので、契約した側の案内を見てください。
SuperGrokの場合
Webで契約したなら、grok.comの請求設定から変更や解約ができます。iOSはApple、AndroidはGoogle Playでの手続きです。
返金はWebとGoogle Playの分をxAIが受け付けていて、承認されると5〜10営業日で戻るとされています。Appleで買った分は、Appleでの手続きになります。
プレミアムコネクティビティの場合
Teslaアプリのアップグレードの管理から、いつでも解約できます。ただ、日割りの返金はありません。
よくある失敗
調べていて、つまずきやすそうな点がいくつかありました。
- テスラ車内で使うためだけに、X Premiumに入ってしまう
- アプリ内課金で契約して、Webより高く払い続ける
- X PremiumとSuperGrokを両方契約して、Grokの枠が重なる
- Intel搭載の車なのに、アップデートを待ち続ける
- Wi-Fiでも使えるのに、プレミアムコネクティビティを急いで契約する
- アプリで契約したのに、Webの設定から解約しようとする
最後の失敗は、意外と多いかもしれません。解約したつもりで課金が続いた話は、「解約完了」と書いたサブスクが、半年後も課金され続けていた話に書いています。
カード明細にXの請求が複数あるときは、サブスク以外の可能性もあります。見分け方はカード明細「X DEVELOPER PLATFORM」4,170円の正体にまとめました。
始める前に確認すること
- Grokを使う場所はスマホか車内か両方か
- テスラの車がAMDプロセッサ搭載か
- 車内の通信はプレミアムコネクティビティかWi-Fiか
- X PremiumとSuperGrokを重ねて契約していないか
- 申し込みはWebからか(アプリ内課金は割高)
- 月額と年額のどちらで払うか
- 解約するときの窓口(Web・iOS・Android)
車内のGrokは、まず契約なしで試せます。足りないと感じてから、X PremiumかSuperGrokを検討する順番でも遅くないと思います。
よくある質問
Q. X Premiumの日本の料金はいくらですか?
X公式ヘルプの価格改定ページでは、Webで月980円・年10,280円です。Basicは月368円、Premium+は月6,080円でした。アプリ内課金は手数料の分だけ値段が変わります。
Q. テスラでGrokを使うのにサブスクは必要ですか?
Tesla公式サポートでは、現時点でアカウントもサブスクも不要とされています。ただ、サインインしないと使える量に制限があります。条件は今後変わる可能性があると書かれています。
Q. 車内GrokにはX Premiumが必要ですか?
必要ありません。サインインした場合は、そのアカウントの上限に従います。なので、有料プランに入っていれば上限が上がる形になりそうです。
Q. アプリから契約すると高くなりますか?
X公式のFAQでは、AndroidとiOSは手数料の分だけ価格が違うとされています。最安で買うならWebから、という案内です。
Q. BasicでもGrokは使えますか?
使えます。X公式ヘルプでは、BasicもPremiumも「Grokの上限が上がる」と書かれています。違いはXの機能のほうが中心です。
Q. SuperGrokとPremium+はどちらがいいですか?
Grokだけが目当てなら、月$30のSuperGrokが候補になります。Xの広告なしも欲しいなら、Premium+のほうが合うかもしれません。為替を気にするなら、円建てのPremium+のほうが分かりやすいです。
Q. Wi-Fiだけで車内Grokは使えますか?
Tesla公式サポートでは、プレミアムコネクティビティかWi-Fiが条件です。なので、Wi-Fiにつながっていれば使えます。走行中にも使うなら、車の通信手段が必要になります。
Q. 解約したらすぐ使えなくなりますか?
X Premiumは、請求サイクルの終わりまで機能が使えます。ただ、支払い済みの分は返金されません。自動更新の24時間以上前に手続きしておくと安心です。
参考にした公式情報
- X Premiumについて(Xヘルプセンター)
- X Premium+ の価格調整(Xヘルプセンター)
- X Premium FAQ(Xヘルプセンター)
- Grokのプランと料金(xAI)
- Grok FAQ(xAI)
- Grok Bot is now included with more plans(xAI)
- Grok(Tesla サポート)
- コネクティビティ(Tesla サポート)
- 対話型AI「Grok」を国内のテスラ車両にOTAで配信(Tesla Japan プレスリリース)
まとめ
Grok目当てでX Premiumに入ったら、テスラの車内でもGrokが使えるようになっていました。調べ直すと、車内のGrokはいまのところ契約なしでも使えるようです。
契約で迷うのは、どこでどれだけ使うかの部分だと思います。まずは無料で試して、足りない分だけ上のプランを足すのがいいのではないでしょうか。
ついでに、毎月の固定費も一度並べてみてください。
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