おはようございます。まさきんです。
結論から言います。楽天モバイルの電波が悪いと感じるとき、原因は意外と手元にあります。端末の設定だったり、置き場所だったり、自宅やオフィスの電波状況だったりです。
もちろんエリア自体に課題があるケースもあります。ただ、原因を切り分けて順番に対処すれば、案外あっさり改善するかもしれません。
今日は僕自身が電波の弱さで悩んだ経験も交えて書いてみます。デジタルマーケターの視点で、仕組みからかみ砕いてみようと思います。
楽天回線とパートナー回線の仕組み
まず前提の話です。楽天モバイルの電波には大きく分けて2種類あります。「楽天回線」と「パートナー回線(au回線)」です。
自社で敷設した基地局のエリアと、他社の設備を間借りしているエリア。この2つのネットワークを、端末側が自動的に切り替えながら使っています。
僕はふだんWeb広告の配信システムに触れる仕事もしています。これは配信先を自動的に切り替える仕組みと、少し似ているのではないでしょうか。
端末は常に、周囲の基地局から届く電波を測定しています。楽天回線の電波強度が一定の閾値を下回ると、自動的にパートナー回線へ切り替わるイメージです。
この切り替えはSIM側というより、ネットワーク側の制御によるところが大きいと思います。ユーザーが意識しなくても、裏側で判断が行われています。
ただ、この切り替えの瞬間には数秒程度のラグが出ることがあります。ちょうど切り替わるタイミングで、通信が一瞬途切れたように感じることも。これが「電波が悪い」と体感する原因の一つかもしれません。
また、パートナー回線には現在、データ利用量に一定の制限が設けられています。条件によっては速度が制限される場合がある点も、知っておくとよいですね。
屋内で電波が弱くなる理由
次によくあるのが、屋内で急に電波が弱くなるパターンです。屋外では問題ないのに、部屋に入ると弱くなる、というやつです。これは電波の物理的な性質を考えると、わかりやすくなります。
携帯電話の電波は、周波数が高くなるほど直進性が強くなります。障害物を回り込む力(回折)は、逆に弱くなる傾向です。
鉄筋コンクリートの壁や金属サッシ、断熱材入りの窓ガラスは電波を大きく減衰させます。鉄骨造のビルの中層階や地下、エレベーター内も特に届きにくくなります。
僕の自宅も鉄筋コンクリート造のマンションです。リビングでは問題なく使えていました。ただ、寝室の窓際から書斎に机を移動した途端、アンテナ表示が3本から1本に落ちました。
原因を調べてみると、書斎と基地局の間に鉄筋の入った壁が二重に挟まっていました。これが減衰の主な要因だったようです。
このように、同じ部屋の中でも数メートル動くだけで受信状況は変わります。珍しいことではないと思います。
まずは、どの場所だと電波が弱いのかを具体的に把握してみてください。これが対処の第一歩になるのではないでしょうか。
電波は立っているのに繋がらないときに考えたいこと
アンテナ表示は問題ないのに、実際には繋がらない。これは電波の弱さとは、また別の話かもしれません。
回線が混雑していると、電波は届いていても通信が詰まることがあります。時間帯によって繋がりにくさが変わる方は、これが影響しているかもしれません。
通信量が一定を超えると、速度制限がかかる場合もあります。契約プランのデータ容量を、一度確認してみるとよさそうです。
Rakuten Linkアプリ側の不具合も見逃せません。キャッシュが古いままだと、通話や通信がうまく通らないことがあります。
SIMの認識がずれているケースもあります。これは端末の再起動や、SIMの抜き差しで直ることが多いです。
- 契約プランのデータ容量・利用状況を確認する
- Rakuten Linkアプリを最新版に更新する
- SIMを一度抜いて、入れ直してみる
- 端末を再起動し、機内モードのオン・オフを試す
このあたりを一通り試してもらったうえで、次の対処法にも進んでみてください。
今すぐできる対処法
原因の見当がついたら、次の対処を順番に試してみてください。特別な知識がなくても、スマホの設定画面から数分でできるものばかりです。
- 機内モードのオン・オフ: 一番手軽で、効果も出やすい方法です。端末が古い基地局情報を掴んだままの「セル固着」のような状態かもしれません。一度オンにしてオフに戻すと、周辺の基地局情報を再取得します。僕も電波が不安定になったときは、まずこれを試すようにしています。
- 端末の再起動: 機内モードの切り替えで改善しない場合は、端末自体を再起動してみましょう。バックグラウンドのネットワーク関連プロセスがリセットされ、通信状態が正常化することがあります。
- APN設定の確認: まれにAPN(アクセスポイント名)の設定がずれていることがあります。設定アプリから、楽天モバイルの公式APN情報が正しく反映されているか確認してみてください。
- 窓際や高い場所への移動: 電波は障害物に弱いので、できるだけ窓の近くや開けた場所に移動してみてください。それだけで改善することもあります。
- Rakuten Linkアプリの再起動やアップデート: 通話品質は、アプリ側のキャッシュが影響している場合もあります。最新版へのアップデートやアプリの再起動も、試す価値がありそうです。
これらは切り分けの意味でも有効です。例えば機内モードの切り替えで改善するなら、端末側の一時的な不具合かもしれません。場所を変えても一向に改善しないなら、そのエリアの電波状況そのものを疑う材料になります。
それでも改善しない場合
上記を一通り試しても状況が変わらない場合は、次のステップに進みましょう。まず検討したいのが、室内の電波をピンポイントで底上げできる機器の利用です。
屋外の電波が弱い地域向けの機器と、屋内の特定の部屋向けの機器では役割が異なります。自分の状況がどちらに近いのか、整理してから検討するとよいのではないでしょうか。
ただ、提供されている機器やサービス内容は変更される可能性があります。契約前には必ず、公式サイトで最新の案内を確認することをおすすめします。
また、そもそもその地域が楽天回線・パートナー回線ともにエリア対象外の可能性もあります。この場合は、個人の工夫だけでは限界があるかもしれません。
公式サイトのエリア確認ページで、自宅や職場周辺の電波状況をあらかじめチェックしておくと安心です。エリアの改善状況は、地域によって大きく異なります。
それでも状況が変わらないときは、公式の電波改善・調査依頼フォームから申請するのもひとつの手です。思っていたより手順は簡単でした。
- 利用製品・機種名・不具合カテゴリ(通話orインターネット接続)を選ぶ
- 発生場所を地図上で指定し、建物名や屋内外・階数を入力する
- アンテナの本数表示、4G/5Gの種別、発生時期を選ぶ
- 契約電話番号・契約者名を入力して申請する
- 3営業日ほどでメールにて調査結果が届く
断定的な情報だけを鵜呑みにせず、公式の最新情報を確認する習慣をつけておくとよいと思います。
それでも業務上、どうしても安定した通信が必要という場合もあります。サブ回線として別のキャリアのSIMを併用する、いわゆるデュアルSIM運用も選択肢の一つです。
僕自身もこれまでの自宅環境の経験を踏まえて、通信の冗長化という意味でサブ回線を持つようにしています。マーケティング施策でいうところの「一つのチャネルに依存しすぎない」考え方に近いかもしれません。通信も一種のインフラだと捉えると、納得しやすいのではないでしょうか。
サブ回線を検討し始めると、通信費全体も自然と見直したくなります。サブ回線側は他社なので、料金シミュレーションのページで試算できます。せっかくなので、契約内容を一度並べて眺めてみようと思います。
まとめ
楽天モバイルの電波が悪い・繋がらないと感じたときは、原因を順を追って切り分けていくことが大切です。端末側にあるのか、設置場所や建物の構造にあるのか、それともエリアそのものにあるのか。
機内モードの切り替えや再起動といった、手軽な方法から試してみてください。それでも改善しない場合は、室内向けの機器の検討や公式サイトでのエリア確認まで、段階的に対処していくのがおすすめです。必要に応じたサブ回線の併用も、選択肢に入れてよいと思います。
電波の状況は、住んでいる場所や建物の構造によって本当に個人差が大きいです。焦らず一つずつ試しながら、自分に合った最適な環境を見つけていただければと思います。
我が家の環境では、ここまでの対処法で十分満足できる状態を維持できています。料金面のメリットも大きく、トータルで見て楽天モバイルを選んでよかったと感じています。
エリアや対処法を確認したうえで、気になる方は公式サイトからそのままエントリーを検討してみてください。
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