固定費の見直し

サブスクの解約に迷うときの判断基準。約5週間・半数以上の回数で決める試し期間

サブスクの解約に迷うときの判断基準。約5週間・半数以上の回数で決める試し期間

おはようございます。まさきんです。

固定費の見直しで、解約か継続か決めきれないサブスクが1つ残りました。その場で決めずに、期限と回数の基準を先に置く形にしています。判定日はまだ来ていませんが、決め方の型だけ先にメモしておきます。

※記事公開時点の情報です。最新の条件は公式サイトでご確認ください。

POINT
  • 解約か継続か迷うサブスクは、その場で決めずに「試し期間」を置く
  • 先に決めるのは4つ。期間・基準回数・判定日・結果ごとの行動
  • 僕は約5週間で「半数以上やれたら継続、届かなければ解約」にした
  • 判定日はカレンダーに入れ、当日は回数だけ見て機械的に決める
  • 判定日は更新日より前に置く。解約の場所も先に調べておく

解約候補にしたサブスクを、すぐには切らなかった

対象は、月額制のVRフィットネスの課金です。固定費の見直しのなかで、一度は解約候補に入れました。

ただ、朝の運動の枠に充てることにしました。なので、すぐに解約はしていません。代わりに試し期間を置いています。

期間は約5週間です。その間に半数以上の回数をやれたら継続にします。届かなければ解約です。ここまでを先に決めて、判定日をカレンダーのタスクに入れました。

判定日はまだ来ていません。なので、この記事に結果は書きません。書けるのは「どう決める形にしたか」だけです。

感覚で決めると、どちらに転んでも後悔しやすい

迷うサブスクには、だいたい同じ形があると思います。使えば価値があるのは分かっている。ただ、実際に使っているかは怪しい。そういう状態ですね。

ここで感覚に任せると、判断がその日の気分に寄ります。やる気のある日は「続ける」になります。疲れている日は「もういいか」になるかもしれません。

もう一つ、決めないまま流れるという形もあります。国民生活センターは、サブスクは利用していなくても料金が発生すると説明しています。解約しない限り契約は自動で更新され、支払いも続くという案内です。

つまり「保留」は、何もしなければ「継続」と同じ結果になります。保留にするなら、終わりの日を先に置いておく必要があるのではないでしょうか。

試し期間は「無料トライアル」とは別もの

言葉がまぎらわしいので、先に分けておきます。

サービス側が用意する無料トライアルは、申し込み直後の話です。国民生活センターによると、無料期間中に解約しなければ有料プランへ自動で移行します。

この記事の試し期間は、それとは別ものです。すでに払っているサブスクに、自分で置く点検の期間を指しています。料金はふつうにかかります。なので、長く取りすぎないことが大事だと思います。

先に決めるのは4つだけ

判定ルールの設計は、次の4つを埋めるだけです。

決めること内容僕の場合
期間いつからいつまで試すか約5週間
基準回数何回使えたら継続とするか予定した回数の半数以上
判定日いつ結果を見るかカレンダーのタスクに登録
結果ごとの行動届いたら・届かなかったら届けば継続、届かなければ解約

ポイントは、4つとも始める前に書いておくことです。途中で基準を動かせると、結局は感覚の判断に戻ってしまいます。

仕事でいうと、施策を始める前に成功の基準を決めておくのと同じ形です。結果を見てから基準を作ると、どんな結果でも「成功」にできてしまいますね。

期間は更新日から逆算する

期間の長さは、短すぎても長すぎても使いにくいと思います。

1週間だと、たまたま忙しかっただけで結果が決まります。3か月だと、判定までに払う回数が増えます。月額制なら、1〜2回の更新をまたぐくらいが扱いやすいかもしれません。僕の約5週間も、その範囲に収まる長さです。

決めるときは、次の更新日を先に確認します。判定日を更新日の数日前に置ければ、解約と決めたときに次の請求を避けやすくなります。

Google Play のヘルプでは、解約しても支払い済みの期間中は利用できるとされています。この場合、判定日に解約しても残りの期間は使えます。早めに判定して損をする心配は、小さいと言えそうです。

基準は「回数」で置く

基準は、数えられるものにします。「満足したか」「元が取れた気がするか」は、判定日に答えが揺れます。回数なら、数えるだけで終わります。

置き方は、使う頻度で少し変わると思います。

サブスクの種類例基準の置き方数え方
毎日使う系音楽・ニュース・学習アプリ使った日数で見る期間中の日数の半分以上など
週数回系フィットネス・動画・語学レッスン予定した回数に対する割合で見る週3回の予定なら5週で15回、半数は8回
月数回系電子書籍・雑誌の読み放題・ストレージの追加機能月あたりの回数で見る月に2回以上使ったかなど

表の数字は、置き方の例です。僕が決めたのは「半数以上」という割合のほうです。

半数という線は、少し甘く見えるかもしれません。ただ、高すぎる基準は1週目でつまずくと形だけになります。予定の半分もやれないなら、今の生活には合っていない。そう読める線にしておくのがよいと思います。

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判定日をカレンダーに入れる

判定日は、頭で覚えずにカレンダーに入れます。僕はタスクとして登録しました。

タスクには、基準もそのまま書いておくと楽です。例えばこんな形ですね。

CHECK
  • 件名:サブスクの判定(月額制のフィットネス系アプリ)
  • 基準:期間中に予定回数の半数以上やれたか
  • 届いた場合:継続。次の見直し時期を書く
  • 届かなかった場合:その日のうちに解約の手続きをする

判定日の自分は、基準を決めた日の自分より疲れているかもしれません。タスクを開いたときに、考えなくても動ける状態にしておきたいところです。

回数の記録は、いちばん軽い方法で

回数の数え方は、手間がかからないものを選びます。記録が面倒だと、記録のほうが先に止まります。

以前の記事で、重複を整理するときに直近の利用実績を見る話を書きました。サブスクの重複を見つける記事です。あちらは過去の実績で決める方法でした。今回は、これからの実績を取りにいく方法になります。過去の実績がほぼ無いサブスクには、こちらが向いていると思います。

判定日にやること

判定日の手順は短くします。

  1. 期間中の回数を数える
  2. 先に決めた基準と比べる
  3. 届いていれば継続にして、次の見直し時期をメモする
  4. 届いていなければ、その日のうちに解約の手続きをする
  5. 解約した場合は、次の請求日に明細を確認する予定を入れる

大事なのは、2番で理由を足さないことです。「今月は忙しかったから」は、だいたい翌月も当てはまります。延長するなら1回までと、これも先に決めておくとよいかもしれません。

5番は、以前書いた失敗から来ています。解約完了と書いたサブスクが課金され続けていた話です。解約の完了は、手続きした日ではなく請求が止まった日で見る。この考え方は、試し期間のあとにもそのまま使えます。

解約する場所を先に調べておく

判定日に「解約」と出たのに、解約の場所が分からない。これがいちばんもったいない形だと思います。なので、試し期間を始める時点で場所だけ調べておきます。

契約の経路確認・解約する場所公式ヘルプで確認できたこと
App Store(iPhone)設定 → ユーザ名 → サブスクリプションキャンセルボタンが出ない場合は解約済み
Google PlayGoogle Play の定期購入の画面解約しても支払い済みの期間中は利用できる
公式サイトで直接契約サービスのアカウント画面手続き方法は事業者の公式サイトで確認する

Apple のヘルプでは、iPhone の手順は4段階です。設定でユーザ名をタップし、サブスクリプションを開きます。対象を選んで「サブスクリプションをキャンセル」をタップする流れです。ボタンは下にスクロールしないと見えない場合があるとされています。

Google Play のヘルプには、アプリをアンインストールしても定期購入は解約されないと書かれています。国民生活センターも、アプリの削除だけでは解約にならないと注意を出しています。

一覧に見つからない場合は、別の経路で契約しているのかもしれません。Apple のヘルプでは、領収書メールが無ければ他社から購入した可能性があるとされています。その場合はカードの明細で請求元を確かめる、という案内でした。

VR機器のように、機器のストアが絡むサービスは経路が分かれがちです。月額制のフィットネス系アプリも、スマホのストア経由とは限りません。どこで払っているかは、明細の表記と合わせて見ておくと安心です。

Google Play には一時停止もある

解約と継続のあいだに、もう一つ選択肢がある場合もあります。

Google Play のヘルプによると、アプリによっては定期購入を一時停止できます。止まるのは、そのときの請求対象期間の終わりからです。期間は、アプリや定期購入に応じて1週間から3か月までとされています。

旅行や繁忙期で使えないと分かっているなら、試し期間の前に一時停止を挟む手もありそうです。ただ、対応しているかはアプリ次第です。定期購入の画面で、項目が出るかを見てみてください。

継続になった場合にもメモを残す

基準に届いて継続になった場合も、そこで終わりにはしないつもりです。

ノートアプリの同期を解約した記事で、継続と決めたサブスクにも前提を書いておく話をしました。値段や使い方が変わったときに、見直すきっかけにするためです。

試し期間で継続になったら、前提の欄に書くことが1つ増えます。「約5週間で半数以上使えた」という実績です。次に迷ったときは、同じ基準でもう一度測ればよいことになります。

よくある失敗と落とし穴

設計していて、つまずきそうだと感じた点を挙げておきます。

注意

試し期間のあいだも、料金はかかり続けます。「迷っているから保留」を何か月も続けるのは、いちばん高くつく形かもしれません。期間は短めに、終わりの日は先に決めておくのがよいと思います。

向いている人・向いていない人

この型が合いそうなのは、次のような場合です。

逆に、合わなさそうな場合もあります。

固定費を順番に見ていく進め方は、週に1契約ずつ見直す記事に書きました。その中で「決めきれない」契約が出たときの、置き場所として使えると思います。

始める前に確認すること

よくある質問

Q. 試し期間はどれくらいの長さがよいですか?

決まった正解はないと思います。月額制なら、更新を1〜2回またぐくらいが扱いやすいかもしれません。僕は約5週間にしました。短すぎると、たまたまの忙しさで結果が決まってしまいます。

Q. 基準は半数でないといけませんか?

いいえ、自分で決めてかまいません。大事なのは、始める前に数字で書いておくことです。途中で動かさないなら、6割でも3分の1でも機能すると思います。

Q. 試し期間のあいだも料金はかかりますか?

かかります。国民生活センターも、サブスクは利用していなくても料金が発生すると説明しています。なので、期間は必要な分だけにとどめるのがよさそうです。

Q. 解約したら、その日から使えなくなりますか?

Google Play のヘルプでは、解約しても支払い済みの期間中は利用できるとされています。ほかの経路での扱いは、契約しているサービスの案内で確認してみてください。

Q. アプリを消せば解約になりますか?

なりません。Google Play のヘルプに、アンインストールしても定期購入は解約されないとあります。国民生活センターも、事業者の定めた方法で解約する必要があると案内しています。

Q. 無料トライアル中のサブスクにも使えますか?

考え方は使えます。ただ、期限には注意が要ります。Apple のヘルプでは、更新を希望しない場合はトライアル終了の24時間以上前に解約するよう案内されています。判定日は、終了日より余裕をもって前に置くのがよいと思います。

Q. 基準に届かなかったけれど、やめたくないときは?

その気持ちも判断材料だと思います。ただ、同じ条件で延ばすと保留に戻ってしまいます。延長は1回までにして、基準と判定日を書き直すのがよいかもしれません。

Q. 解約でトラブルになったときの相談先は?

国民生活センターは、最寄りの消費生活センター等への相談を案内しています。消費者ホットライン「188」は、近くの窓口を案内する全国共通の番号です。

参考にした公式情報

まとめ

迷うサブスクは、その場で決めなくてもよいと思います。ただ、決めない期間には終わりの日が要ります。期間と回数と判定日を先に書いておけば、当日は数えるだけで済みます。

僕の判定はこれからです。続けることになるのか、解約になるのかはまだ分かりません。どちらになっても、決め方に迷わないことだけは先に済ませてあります。

解約か継続かで止まっている契約がある方は、まず判定日だけカレンダーに入れてみてはいかがでしょうか。

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ABOUT THE AUTHOR
まさきん

楽天グループ勤務・デジタルマーケター(FP資格保有)

40代前半、共働き・四児の父。楽天グループでデジタルマーケターとして勤務するかたわら、ファイナンシャルプランナー(FP)の資格を活かして家計管理と資産形成にも力を入れている。

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